コミティア出張編集部に就活行ってきた感想、反省点。

2023年9月5日 15:00

この夏日中全く外出せず、夜から動き出していたので
そんなに昼の暑さを感じていなかった
サエグサケイです。
おはようございますこんにちはこんばんは。
サエグサケイです。

さて、先日9月3日（日）、
1年ぶり、2回目のコミティアに行ってきました！！
前回は初でしかもJ庭と合同という事で、
全スペース回ってひたすら好きそうな本やグッズを買い漁り、
コルクラボマンガ専科で本出されていた方々の本も買い漁り、
云万円使うという…事があったんですが、
今回の目標は、

出張編集部！！！！！！！！！

出張編集部とは何か？？というと、
あらゆる各ジャンル、各出版社の編集部の皆様が一斉に会場に集まって、
自分の目指すジャンルの編集部色んなところを自由に周って講評頂けるという、
夢のような場所であります！！！！

有名雑誌、有名媒体には私は年も年だし、私の実力的にも程遠い存在だから
行ってもしょうがないなと思っていました。
んが、
ロケ弁の女王の連載も終わり、
やばい、稼ぎがなくなる！！！と思ってSNSもガッツリやり出しつつ、
就職活動だ！！背に腹はかえられぬ！！と思い今回参加する事に至りました。

私がまわったのは計6社。
1時間遅刻して涙、12時〜16時までガッツリ出張編集部まわらせて頂きました。
大体1社につき15分くらいかな？？
待ち時間は全部30分も待たなかったと思います。
（大手は編集さんも大量に来ていたので）

noteの固定記事にもある通り、
私が目指すのは少女漫画＋最近はBLもどきを描いていて需要がある事も知り、
その2つの可能性で攻めたいなと自分では考えて、
少女漫画系？5社と、青年誌系1社まわりました。

まーなんで少女漫画出版社ブースに男がいる、という大変異様な光景になっていたと思います笑
（恐怖心与えちゃった方とかいらっしゃったらスミマセン…）
編集さんにも大体「な、何を目指して来られた感じですか？？」という反応だったので、
毎度すいませんーー少女漫画が描きたくってーって感じでお願いしてました。
（勿論ちゃんと原稿は見て頂きました！！）

で、まえがきが長くなりましたが、
実際私がどんな評価を頂いたかを書いていきます。
※細かい結果や出版社とかは割愛させて頂きます。

主に共通して言われた事は、

⚫︎女性の絵柄が古い（平成感）
⚫︎男性の表現は目が惹かれる（絵柄や行動キャラ設定）
⚫︎SNS漫画しかなかったので、ちゃんと読み切りの作品がみたい

でした。
まさに普段から自分で感じていた改善点だったり、
周りから評価されている点だったので、
やはりと思いつつ、違う出版社の方々に同じ事を言われるという事は
確実にそこを意識した方が良いなと、
改めて実感させて頂きました。

具体的に書いていきます。

⚫︎女性の絵柄が古い（平成感）
男性の絵柄もそうなんですが、私が常々思っていた課題感…
最近の少女漫画や、
若い子向けのコンテンツも好きでよく見てチェックしているつもりではあったんですが、
おそらくそれでも自分の手ぐせのようなものが抜けきれていなく、
改善できていないんだなと。
特に目とパーツのバランス。
ロケ弁の女王の作画も結局、カラーに渡す時のわかりやすさ重視を意識しちゃって、
決まった目の表現しかしなくなってしまったのでその癖も残っちゃてて。
「ちょっと前の流行っていうのが1番ダサい」という事を教えて頂いた事があり、
まさにそうなっちゃってるんだなと。
あとは線の丁寧さ。
私は最近抜きのないサインペンみたいなタッチが好きで、
更に細い線でもあまり抜きを入れないで線の丁寧さより速さ重視！みたいな意識でやっていたので、
ガッツリ指摘して頂きました。

売れている大手少女漫画雑誌で描くという事は、
それだけ繊細に絵を捉えて、移り変わりが早く、
トレンドをちゃんとおさえないとやっていけないジャンルだなと改めて思いました。
普段私のごまかし作画で指摘されないことが多いので、
本場の少女漫画誌の編集さんに指摘して頂いてめちゃくちゃ嬉しかったです！！！
絵柄変えるつもりで、意識して1からやり直そうと思いました✨

⚫︎男性の表現は目が惹かれる（絵柄や行動キャラ設定）
一方男性は絵だったり、キャラの動かし方などめちゃくちゃ（と言ったら語弊があるかもしれんが）
褒めて頂くというか、ある程度認めて頂きました。
それは私がSNSで発信している漫画の反応からもそうであり、
あ、私はやっぱりそっちが得意なんだなーと。
私が男だからなんでしょうか？？笑
ここは自信持って良いところなんだなと、改めて実感させて頂きました。
ただ↑にも書いたとおり、
絵柄がまだトレンドではないので、そこもちゃんと意識して改善していけたらいいなと！！！

⚫︎SNS漫画しかなかったので、ちゃんと読み切りの作品がみたい
これは言われて本当にそうだなと。
色々あった方が良いのかなーと思って
大体4ページ区切りのSNS漫画を少女漫画、青年漫画、BL漫画とジャンル分けして持っていったんですが、
実際本誌や媒体に載せるのって読み切り数十ページが基本じゃないですか。
それをこれ見て判断してください！！！アドバイス下さい！！ってちょっと酷だな…と見て頂いている時思いました。
多分私の経歴とか、絵柄や漫画の雰囲気を見て可能性見出して頂いた方も多かったと思うんですが…
申し訳なかったです。
（そこはこれからちゃんと編集さんとのやりとりで見出して頂こう）
なので是非出張編集部に行かれる方は、ネームでも良いのでちゃんと読み切り漫画を持って行った方が、
どういう作家かわかって頂けるし、色んなアドバイスも頂けると思いますよ。

以上、
講評から学んだ事でした。
もっとストーリーの作り方だったり、キャラの作り方など
短いページながらも的確に皆さん各々アドバイスも頂いたりして、
総じて、本当に行って良かった！！！！！！
今の自分が業界でどれだけの評価されて、どういうふうに見られるのか、
色んな出版社から広く知る事が出来たので、
とても身に染みて、