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今の私に繋がる物語。

最近もっぱらTRPGを深夜に観ながら
作業するのが定番になっている、
昼夜逆転している漫画家、サエグサケイです。
おはようございますこんにちはこんばんは。

独立してから早2ヶ月。
最初フワフワしていて地に足が着いてない感じだったが、
ようやく「あ、私漫画描いてお金稼いでいかなきゃいけないんだ」
と思えてきた今日この頃。

今回はそんな私の近年の漫画の振り返りをしたいと思います。
つってもまだ何も成し遂げてないのに振り返りって何ですか??????
って感じだが、
今書いておいて、めっちゃ売れっ子になったら
こんなこと書いてるwwwwプケラwwww
みたいになれるように、一丁前の事いっぱい書いておこう。

3年前。

というかもう4年前か。
↑は最近Twitterに再掲したもの。

当時私はイラストレーター漫画家の事務所でアシスタント業をずっとしていた。
仕事も任される業務が年々増え、
いつか独り立ちしたいとはずっと思いつつ、
このまま事務所で働いていくにはどうやって仕事体制整えたら良いかなーとも思っていた。
一人で漫画描いて食べていくには、半ば諦めていたのかもしれない。
自分の作品も何年か1回、描きたいなーと思って突発的に描いては辞め、描いては辞めを繰り返していた2018年。

某縦スクアプリの新人賞が目に止まった。
賞金グランプリが300万!!!??やば!!!
「縦スク漫画って日本人作家さんのだとそんなに描き込んでないし、仕事しながらでもなんか描けそう…それでとんとん拍子に運べば…」
とめちゃくちゃ舐めていた。
応募して、結果もちろん賞にはかすりもせず。

と思いきや、なんか月例の新人賞は別で頂き、
編集さんから連絡があった。
めちゃくちゃ嬉しくて、この話の続き描けるー描きたいーと思っていたが、
その当時の編集さんに「もっと大人の感じが合ってると思います。ティーンズラブとか」
と言われ、「ヤバい、全く描きたいと思わない…!!!」
となり、結局そのまま疎遠になってしまった…
こうして私の挑戦はまたしばらく氷河期に入った…

当時、この作品がキッカケで今の状態になっているとは
つゆとも思わなかった。

作品に関しては、
絵も拙いし、話も曖昧だが、
本当に好きなものを描いて、当時の自分の中で最高に可愛く、楽しく描いた作品だった。
なので今でも割と好きだし、むしろ振り返ってこの頃の気持ちを忘れずに作品描かなきゃいけないな、
と常日頃思わせてくれる大切な作品である。

細切れになってない縦スクverは有料記事ですが読めるので、
興味があったら読んでみてくださいね💓(宣伝)


1年前。

↑のはTwitterに載せた作品。
3年前の作品を見て、
2年前くらいに、今のコルクの担当さんが「一緒に作品を作りましょう!」声をかけてくれた。
全く知らなかった私は最初めちゃくちゃ怪しんだが、
色々調べているうちに面白そうだなーと興味を持ち、
結果、縦スク作品を作りながらコルクラボマンガ専科も受けることに。
マンガ専科についての記事はこちら↓

当時仕事しながら、漫画を編集さんと作りながら、マンガ専科を受けながらやっていたので、
結構それだけで一杯一杯だった。
そんな時に「4ページ作品描いて、このコンテストに応募しませんか?」
と言われたのが、
スタンバイ×コルク×ヤングジャンプの「スタンバイで仕事が見つかったマンガ大賞」
やっていることは知っていたし、マンガ専科の同期の皆が受賞していたので、
すごいなー!!と思っていたが、この今の状態で描けと!!!???
と思う一方、そいういやSNS漫画にちゃんと向き合ったことないな、と思い描く事に。
実際マンガ専科を受講したキッカケは、SNS漫画に興味があったからだ。

結果、この作品で初めてプチバズりして、
一気にフォロワーが増えた。
なんて事ない作品だ。
ただマンガ専科の教えを元に、自分の実体験を交え、
4ページで見せ場をちゃんと作って、良い感じに終わらせる。
でもそれがSNS漫画というもので、
これを積み重ねてフォロワーを増やし、編集部や出版社に声をかけてもらう、
という流れを初めて実感できた気がした。

この時できた土台のおかげで、今でも漫画を描いてupすると広がりやすくなっているのがありがたい。
皆大好きチュ💋

今編集さんと漫画を作り上げているから、SNSを中心ではできないと思っていた。
でも、自分が漫画家としてやらなくてはいけない事はこれなんだ、
という事も実感した。
新人漫画家が自分を売り出す手っ取り早い方法は、今でもSNSをうまく活用する事だと思っている。(最近できてなかったんだけど…涙)

漫画については、本当に初めてSNS用の4ページ漫画で向き合った作品で、
今見ると題材は良かったが、選ぶシーンやポイントをもっと絞った方が良かったなと思う。
4ページにしては詰め込みすぎた気がした。
ので、この次に描いた大賞を頂いた作品↓はその点、
一時の出来事を描けたので、自分的には満足できた。


今。

↑のnoteの作品。
と言ってもこの作品も半年前とかになっちゃうんだが…悲しい涙
担当さんと1年半くらいやりとりしてできた作品、第1話。
3年前の作品を元に、自分が本来描きたかったものを描くにはどうしたらいいか、
1から考え直して描いた。
ストーリー構成や、書き方も色々研究して、
絵や構成の未熟さはあれど、
仕事しながら描き上げた当時の自分にとっては最高傑作だと思っている。
まだ自主連載なので、今他の作品の企画に携わっているため、
ストップしている。
が、丁度先日担当さんとこの「夢見るケモノたち」の続きのエピソードを改めて話し合った。
(4話まではネームもできているので、それ以降)

めちゃくちゃ描きたいーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

という気持ちが再熱して困った笑
えーんせっかく企画に参加している仕事に集中しようと思ったのに、
誘惑が…
やはり自分で作り出した作品は特別なのだ。
だからってやっぱりどっちつかずになっちゃうのか??
のんのん
2倍描けば良い話なのだ。


振り返ってみて。


正直私は描いてる作品数自体が少ないし、
どこが成長していて、ここが良くなっている!!
と自分で言語化できない笑
でも成長してるって皆に成長してるって言われるから、成長してるんじゃない?
そんな軽い気持ちである。

私は正直、昔に描いたものって今でも好きだし、当時の情熱があって誇らしい。
昔の自分がいるから、今の自分がいる。
常にそう思って生きている。


これから。


↑にある通り、実はこの半年くらい水面下でチーム制作の企画に参加して
色々動いている。
私自身独立して、チーム制作もまだ慣れず、
毎日悪戦苦闘しながらやっているので、正直色々余裕がない。
SNS活用させたいなー自分の作品もっと描きたいなーと思いつつ、
今のチーム制作で色々学ばせて頂いている。
正直成長、って言ったらこの半年が一番成長しているかもしれない
(ケモノたちvol.1の杏、今だったらもっと可愛く描けるはず…)
見せられないけど笑

私の理想としては、
このチーム制作の作品をまず全力でやりきる。
その上で漫画家サエグサケイに還元して、

より成長した姿を、私の作品を待ってくださいっている皆に
ドーンと見せたいなと思っている。

さーてどうなりますかね。
来年にはこの記事読見直してこんなちっちゃい事言ってやがるwwww
笑っていたいな。

ではまた👋

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